幼稚園の優ちゃんが、100円を持っで近所の文房具屋さんへ鉛筆を買いに行った。
92歳のお婆さんが、留守番をしていた。お婆さんは、耳が不自由だったので、優ちゃんはお婆さんの耳元で「おばあーちゃん、鉛筆1本ちょうだい」と大きな声で言った。お婆さんは「ハイ。50円だよ」と言った。優ちゃんはお金を払いましたが、お釣りはありませんでした。(消費税は含む)さて、なぜお釣りがなかったのか?
答えは、50円支払ったから…。
そう、100円の内訳を言っていません。50円玉2枚だったのか10円玉10枚だったのか。この話に、大人は気づかない人が多い。答えの方に気がいくと、内側(内訳)に気がいかないようだ。
うまくいかない時、失敗した時、原因を調べるときに、他責にしている人は気づきがない。成長がない。相手を責めるだけでは、本当の答えは解らない。
自分の言い方、やり方、考え方に問題があったのではと、自分の見方を見直す心の余裕がほしい。
「もとは、こちら」の考え方が人にやさしくできる。
㉗ 答えは外ではなく内にあり
投稿日:2017年9月1日