ニュートンは、林檎が木から落ちるのを見て、万有引力(資質を持つすべての物体が互いに引き合う)を発見したといわれるが、林檎が落ちることは、そのころの町のみんな、村のみんなは知っているが、引力によって引き合っていることは、誰も考えなかった。
強風が吹けば落ちる。熟したら落ちる。当たり前のこと。お互いが引き合うなんて発想はなかった。
ニュートンは、何か力が働いているに違いない。何か?と考えているときに閃いたのかも…。
物事は、考えている人の頭の中にヒントが与えられるようだ。
何も考えていない人は、ヒントが自分の横、生活の中にあっても気づかない。言いかえれば問題意識の問題だ。
生きていれば、みんな考えている。考えていない人はいない。
何に悩み、何に耐え、何を辛抱し、何を求めているのか。
夢、志、目的、目標、あるべき姿はと、考えているからヒントに気づく。
自分の人生、どう在りたいのか。
この心が、気を引っ張るようだ。
⑰ 考えているからヒントをつかむ
投稿日:2017年8月21日