英語にホワイトアウトという言葉がある。雪が積もり、一面真っ白な場所で、昼間雪が降っている状況の中で、自分の手を見ても、真っ白で何も見えない状態を言うそうだ。
たとえば、ミルクセーキの中にいるような状態では何も見えない。
これと同じことがブラックアウト。暗闇の中で手を見ても何も見えない。光が当たっていると、目に見える。物事は明暗があって立体的に見える。
社会も、人間も、物も、事も、明るい部分と暗い部分のグラデーションかおるから、立体に見える。
映画も、テレビドラマも善い役の人と、悪い役の人がいるから、話が成り立つ。勉強のできる人、悪い人がいるから、自分の立場が判る。社会、会社、学校、地域、家庭の中で自分の立場が判るから、自分か何をしなければいけないのか判るから、自分か何をしなければいけないのかも解る。群れの中で自分の存在位置が理解できる。
違った立場の人が、違った見方、考え方があるから、議論が生まれ、新しい文化、社会が生まれる。
みんな立場がちょっと違うだけ。人権は同じと知ろう。
㉞ 暗闇では何も見えない
投稿日:2017年9月9日