講演で「角々が90度、90度、90度の三角形を一つだけ描けますか?」と問うと、それは無理でしょう。描けるわけがないと、言い切る人と、ひょっとしたら描けるのかなあーと、描き始める人がいる。この違いは、大きな違いになる。できない理由を探す人と、できる方法はないかと、考える人では大違いである。
無理難題を出されると、頭からできない理由を考えて行動しない人。一度、いろいろとやり方を変えてみようと考える人では、大きな差になる。たとえ、うまく行かなくても、考えたこと、体を動かしたことは、知識となってあるキッカケで花開くことがある。
角々90度の三角形を描くには、球の上に書けば、描ける。平面では描けないが、球には描ける。
物事、自分か丸くなれば描けることは、たくさんあるのでは。