アメリカの小学校で問題用紙はオモテ向きに、答えの用紙はウラを向けて机の上に置き、三年生の生徒を個室に入れてテストをした。
「あなたが解けたら、このブザーを押してください。また、ギブアッブのときもブザーを押してください」「ブザーが鳴ったら先生は、ドアをノックしてから入ります。先生は、途中で覗いたりは絶対にしないから」「答えの用紙は、その場で答え合わせをするから、絶対に見ないようにしてください。約束を守れますか?」「ハイ」と言わせて、監視カメラで撮影をしていました。子どもは、監視カメラかあることに知りません。
何パーセントの子どもが、カンニングをするのか実験をしたところ、何と40%の子どもがカンニングをしていた。
心理学の先生が言うには、自分に対してウソをつける人は、社会の中で生きていく処世術を身につけた子で、臨機応変、その場に合った適切な処置がとれる子なのだそうだ。
人にやさしく、自分に甘く、物事は良い加減、ほどほど、適当がいちばん。楽に生きられるかも?
人生は、誤解と錯覚と忘却で楽に生きられる。
⑤ 自分をダマせたらラクに生きられる
投稿日:2017年8月5日