❶親の縁。❷人様(社会)の縁。❸仲間の縁。❹夫婦の縁。❺子どもの縁。五縁を手で教えると、体で覚えられる。
❶親指は、親がいたからこの世に生まれた親の縁。❷人差し指は、人様(社会)の人がこの社会を作り、維持してくれているから、日々の生活ができる。人様(社会)の縁。❸中指は、仲間を支え合ったり、遊び合ったりして、喜怒哀楽の感情を使わしてくれ、成長させてくれている仲間の縁。❹薬指は、薬を調合する指。いちばんやさしい指。だから、結婚の契りに指輪をはめる夫婦の縁。❺小指は、子どもが生まれて、次の世代に繋いで、人類は生き伸びて来た子どもの縁。この五縁に感謝してほしい。
感謝は有り難いこと。難が有ることは、成長している証。事に挑戦しているから、難にぶつかる。難は試練。越えたら大きく、強くなれる。
感謝の「心」と、報恩の「行い」。有り難いと思う心は、お返しする報恩の「行い」が大事と知ろう。だから、お中元、お歳暮は、日頃の厚情に「行い」で「感謝」と表書きして、お返しすること。
恩返し、恩送りするから社会が良くなる。
(54) 五縁を回す
投稿日:2017年10月6日