㉒ せい病はお蔭さまのワクチンで治る

親が悪い。友達が悪い。先生が悪い。世の中、社会、政治家…など。
悪いことは他者の「せい（・・）」にしている人がたくさんいる。
他者の「せい」にする人は、自分は悪くないの裏返し。
他者の悪口を言っている人で成功した人はいない。
なぜ、そうなったのか？問題意識に転化（・・）すればいい。
転嫁（・・）する人は、罪や責任を人になすりつけ自分を正統化しているにすぎない。
天下（・・）に、転化（・・）し、心に点火（・・）すれば行動できる人になる。
また「せい」病に罹（かか）った人と、酒を飲んだら「せい」病はすぐ移るから要注意。「うん」と頷（うなず）くと、「せい」病が移る。そんなときは「そういう考え方もあるが、こんな考え方をしたらいかがですか？」と言えばいいが、酒の席では、なかなか言えない。
議論になればややこしくなるから、日本人は「まぁーまぁー」と合わせる考え方が強い。
「せい」病の人がいれば、せいの言葉を「お蔭さま」と入れ替えれば、プラス思考になり、気づく人になれる。
そんな友を持ちたいと私は願う。